>研究所TOP




埼玉県
陣内さん
中学2年生のゴールデンウィーク明けくらいから、学校へ行かなくなり始めました。理由は最初はわかりませんでした。でも、今から考えてみると「周りと会わず、苦痛を感じていたから」です。

当時は、友達としゃべっていても孤独感や疎外感を感じていたほどでした。「やさしく接してくれているけれど、本当は私のことを嫌っているんじゃないか」と、いつも不安に思い、元来の疑り深い性格もあって、心から信用できる友達など
一人たりともいませんでした。

心から信頼できる友達がほしい。」

小学校くらいからずっとそう思い続けていました。でも地元では、私について根も葉もないうわさが回っていて、みな誤った先入観を持ってしか接してくれないので、そんな素敵な存在が私にできるはずもありませんでした。

そして学校へ行けないまま受験期が来ました。出席日数の足りない私は、地元の定時制高校に進学することを覚悟していました。でも、将来のことをいつも考えていた私は、全日制高校へ進学しないといけないことも知っていました。

将来の夢はありませんでした。

不登校になってから1年半、何もいいことなんて思いませんでした。いつも「どうしよう。どうしよう。」不安でいっぱいだったんです。


だから、家でもインターネットでネットサーフィングばかりして時間をすごしていました。学校へ行かないといけないことも、親に迷惑をかけていることもわかっていたけど、どうしようもなかったんです。


高校へ入ってからは、私が不登校ということを理解してくれている新しい環境でやり直すことができました。新しい友達・新しい自分に出会えました。

私がアドバイスできることはいくつかあります。

不登校だった私の経験でしかないですが、心の中では「学校へ行きたい」と思っていることです。でも、お母さんから学校の話が出ると、急に怒りが出てきてしまうんです。この複雑な感情をわかってあげてください。

私が気がかりだったのが、中学校へ行けていなかった私でも、高校からでもがんばったらやり直せるのかどうかでした。

実際私は、高校からでも十分にやり直せると思っています。本当に全日制高校へ行ってよかったと思っています。今は、大学へ進学したいと思っているので、定時制ではそれはできないので、受験のときに思い切って全日制に変更してよかったです。

最後は、絶対にあきらめないことです。私もあきらめかけました。「私が進む道って、定時制や通信制や専門学校しかないのか。やっぱり私はダメだもんね」そんなふうに考えていた記憶があります。

ただし、この思いを変えて、私の希望が実現できたもすべて家族が後ろで支えていてくれたからです。やっぱり、中学3年生ができることって少ないと思います。まして不登校になっているのだから、家族の後押しが必要です。どうかこの気持ちをわかってあげてください。

前のページへ戻る


Copyright 2008© SPI Instituion. All Rights Reserved.